泥棒の手口
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泥棒について
泥棒はさまざまな手口を使用して、家の中へ侵入をしてきます。
こちらでは泥棒がよく使う手口を紹介します。手口について知って、泥棒が家の中へ入ってこられないように気をつけましょう。
ピッキング
ピッキングに弱いシリンダーの場合、数秒あれば開いてしまうものも存在します。
例えば、ロッカーおよびデスク、ユニロック、車・バイクの大部分、安価な南京錠、MIWA社製ディスクなどです。
※室内側ノブにボタンが付いています。
鍵を無傷で開けることのできるピッキングは1997年頃から増え始め、2002年には都内だけで1万件以上もの被害が報告されています。ピッキングで狙われるのは一戸建ての住宅よりもマンションなどの共同住宅に多く見られます。
カム送り開錠
「カム送り開錠」とは、特殊な道具を用いて、鍵穴を迂回し、直接錠ケース内部に働きかけてデッドボルトを作動させ開錠する手口を言い、別名「バイパス開錠」とも呼ばれシリンダーの種類を問いません。
対策が必要とされる錠ケース
カム送り開錠が容易または可能な錠ケースは、錠前製造業者4社が製造した15種類の錠ケースで、合計約900万個が販売されたことを確認しています。
クレセント破り(ガラス破り)
数種の手口でガラスを破り、窓などの鍵を開けて侵入する手口です。
窓ガラスについている「クレセント錠」は室内の気密性を高めるための金物で鍵ではありません。泥棒はクレセント錠付近の窓ガラスを少しだけ割って、クレセント錠を解除して侵入します。
サムターン回し
玄関扉の隙間もしくは扉表面に穴を開け、針金(鍵開け工具から針金・ハンガーなど、容易に入手できるものばかり)を差し込んで内側から鍵を開ける「サムターン回し」という窃盗被害が今年全国で約500件以上も出ております。
細長い工具を使う「ピッキング」や「カム送り」対策のドアも役に立たない新手口です。
被害の大半が首都圏ですが、全国に波及しています。
こじ開け
扉の隙間にマイナスドライバーやバールを叩き入れ、無理やりドアを開ける手口です。破壊に近いので完全に修復するには多額の費用がかかってしまいます。